サメの仲間は、卵(たまご)を産む種類と、子どもを産む種類に分けることができます。卵(たまご)の形は、種類によって違(ちが)う形をしていています。例えば、トラザメの卵(たまご)は、四隅(よすみ)に、つる状 (じょう)のものが付いていて、母親はこれを海藻(かいそう)などに絡(から)ませて、卵(たまご)が流されないように産み付けます。卵(たまご)をよく見ると、卵(たまご)の中でサメの赤ちゃんが動いているのが見えます。サメの赤ちゃんは卵黄(らんおう)から養分を吸収(きゅうしゅう)し、約1年で卵(たまご)から出てきます。